産業用太陽光発電所に適した専用フェンス

「最終更新日:2023年12月12日」

Fieldsaver.comの「産業用太陽光発電所フェンス」

 

省コストで設置!産業用太陽光発電の防犯フェンス「らくらくメッキフェンス」

 

2023年7月現在、全国1400ヵ所以上の太陽光発電所に導入されている、

省コストかつ高パフォーマンスの防犯フェンスです。

 

 

産業用太陽光発電所が増えている理由


 

住宅の屋根に自家消費用として

太陽光発電システムを設置しているケースが多いですが、

それ以外にも、遊休地や企業敷地内の地面へ設置されていたり、

ビルの屋上や工場の屋根などに設置されている風景も

多く見られるようになりました。

 

これら家庭消費用以外の太陽光発電システムは、

「産業用太陽光発電」と呼ばれています。

 

2012年にFIT(全量固定価格買取制度)という

発電した電力を電力会社に買い取ってもらうシステムが生まれたことで、

産業用太陽光発電には、

一般企業や個人事業主が事業者となるケースが近年続々と増えました。

 

そして、産業用太陽光発電所には必ずと言っていいほど、

周囲にフェンスが設置されています。

 

フェンスを設置する理由は様々ありますが、

太陽光発電所には周囲にフェンスや柵を設置しなければならない

「改正FIT法」が2017年に施行されたことが大きな理由です。

 

その結果、産業用太陽光発電所には規模の大小関わらず、

フェンスが設置されているのです。

参照記事:改正FIT法では太陽光発電所へのフェンス設置が義務づけられました

 

 

産業用太陽光発電所に適したフェンスの種類


フェンスといっても色々と種類がありますが、

どのようなフェンスが産業用太陽光発電に

向いているのでしょうか?

 

今までの記事でも参考にさせていただいた、

フェンスのメーカーや販売担当者の方々に聞いてきた情報をまとめてみました。

 

 

産業用太陽光発電の周囲フェンスに求められる条件

 

中規模ないし大規模になる産業用太陽光発電は、

ある程度の敷地をフェンスで囲う必要があります。

そうすることで、侵入やイタズラの対策をすることができるからです。

 

そして、防犯フェンスに求められるものとしては、

①フェンスの耐用年数

②フェンスの設置コスト

 

この二つが特に重視される傾向が強いのです。

 

 

①フェンスの耐用年数

産業用太陽光発電システムのほとんどは、

災害などの故障に対する保証期間や、

発電出力に関する保証期間(メーカー保証)が設けられています。

一概には言えませんが、

災害などの保証が約10年間、メーカー保証が約10年~25年

といったケースが多く見受けられます。

 

つまり、産業用太陽光発電は、

長い期間運用をすることが前提となっているのです。

 

その際、塗料が塗られている通常のフェンスでは、

屋外設置で8年~程度の耐用年数となっているため、

産業用太陽光発電の運用期間よりも早い段階で

老朽化してしまう可能性があります。

 

一方で、メッキ加工されたメッキフェンスは

雨風にとても強く、20年以上の耐用年数である製品が多いです。

よって、産業用太陽光発電の設備周りにとても適したフェンスと言えます。

参照ブログ:メッキフェンスの優れた耐久性

 

 

②フェンスの設置コスト

フェンスの設置コストは、本体価格だけではありません。

・フェンス本体価格

・基礎工事の材料費

・フェンス設置の人件費

・フェンスの送料

 

この4つがフェンスに掛かるすべての費用なのです。

 

たとえ本体価格が安くても、他のコストが高いのでは

負担が大きくなってしまいます。

そのため、フェンスの設置を考えるときは

トータルのコストを意識したほうがよさそうですね。

これらコストに関わる4つの情報を、簡単にまとめました。

 

 

・フェンス本体価格

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比較的安価なフェンスには、このように本体が巻いてある

ロールタイプの柔らかいフェンスがあります。

 

フェンス本体価格が安いほうがいいです。

しかし、こういったフェンスは耐用年数が7~8年となっているものも多く、

ある程度丈夫な防犯フェンスを設置した方が、

結果的に省コストとなるケースも多くあるのです。

 

 

・基礎工事の材料費

 

 

一般的なフェンスでは、

写真のような独立基礎、モルタルといった部材で

フェンスの支柱を固定します。

これらの材料費は施工業者さんによってもまちまちなので、

設置の前には事前に問い合わせておきましょう。

参照ブログ:フェンスの基礎工事に掛かる費用

 

 

・フェンス設置の人件費

基礎工事の有無で

工事の日数が変わることがあります。

どれくらいの日数で設置ができるのか、

設置の前に施工業者さんに問い合わせておきましょう。

参照ブログ:フェンスの工事費を抑えることのできる「らくらくメッキフェンス」

 

 

・フェンスの送料

フェンス本体の各資材を運ぶには、

一般的にトラックがが使われます。

トラックでもクレーンがついていて部材がおろしやすい

ユニック車などもありますが、

もちろん通常のトラックよりもチャーターをするのに費用が掛かります。

送料につきましては、事前に施工業者さんに確認をしておくとよいでしょう。

 

 

産業用太陽光発電所には「らくらくメッキフェンス」


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※中規模の産業用太陽光発電所

 

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※産業用太陽光発電所の入り口

 

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※大規模の産業用太陽光発電所(メガソーラー)

 

上の写真の、これらすべての産業用太陽光発電所には、

「らくらくメッキフェンス」が防犯フェンスとして設置されています。

 

 

らくらくメッキフェンスは、耐用年数が約25年と長く、

かつ基礎が要らないタイプの短工期&省コストフェンスです。

 

 

強度試験の様子

※強度試験の様子

 

フェンス設置に掛かる総コストが安いため、

費用対効果が高い屋外設置に向いたフェンスです。

多くの産業用太陽光発電所の周囲に設置されており、

イタズラや盗難の防止に貢献しています。

 

再生可能エネルギーとして、

産業用太陽光発電の事業は活況になりました。

 

一方、売電価格の低下により、

ある程度大きな規模の産業用太陽光発電所で、発電量を大きくすることが、

最近の主流になりつつあります。

 

その際、規模が大きいほどに防犯フェンスの設置距離も長くなります。

そうなると、発電所の初期設営のコストが高くなってしまいます。

 

らくらくメッキフェンスなら、

本体価格の安さと施工のしやすさにより、

産業用太陽光発電所に掛かる初期コストを

効果的に抑えることができるのです。

省コストで設置!産業用太陽光発電の防犯フェンス「らくらくメッキフェンス」

 

 

FIP制度について(2022年4月現在)

2022年4月からFITに加えFIP制度がスタートしました。

FIP制度とは「フィードインプレミアム(Feed-in Premium)」の略称で、再エネの導入が進む欧州などでは、すでに取り入れられている制度です。この制度では、FIT制度のように固定価格で買い取るのではなく、再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進します。

※引用:資源エネルギー庁ホームページより

 

詳しくはこちらの資料からご確認ください。

FIP制度の開始に向けて

 

 

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