「最終更新日:2023年11月15日」
◆目次
太陽光発電所向け 1mあたり1,892円(税込)~の高耐久フェンス
当店では改正FIT法の施行後より、全国1400ヵ所以上の太陽光発電所に
らくらくメッキフェンスを納入いたしました。
施工性の良さ、耐久性の高さ、価格の安さが特徴の定番フェンスです。
改正FIT法によりフェンスの設置が義務化
ここ数年で、太陽光発電所は全国各地で見かけるようになりました。
再生可能エネルギーと呼ばれる環境への負荷が少ないエコなエネルギーとして、
企業や個人を問わずに多くの方々が設置をしています。
太陽光発電の普及に伴い、固定価格買取制度が変更となりました(改正FIT法)。
改正FIT法によって太陽光発電所に求められるルールも変わり、
太陽光発電所の運営者にはその適応が求められています。
その改正FIT法において、太陽光発電所にはフェンスの設置が義務づけられました。
改正FIT法の以前から稼働していた発電所、施行後に稼働し始めた発電所、
どちらにもフェンスを設置する必要があります。
しかし、フェンスに必要な高さ、強度など、設置の際に守るべきルールはあまり知られていません。
この記事では、資源エネルギー庁の掲載している、フェンスの設置に関するQ&Aを掲載しましたので、
参考までにご確認ください。
また、経済産業省が示している、太陽光発電所の「事業計画ガイドライン」も併せて説明をしています。
改正FIT法にならった、フェンスの適切な設置方法を把握することで、
太陽光発電所の設営に役立ててください。
改正FIT法・新制度に関するよくある質問
資源エネルギー庁の改正FIT法のリンクより、フェンスに関するQ&Aを抜粋しました。
質問1:フェンスや柵の素材、フェンスの高さや発電設備との距離について
Q:柵塀にはどのような素材を用いればよいですか。また、第三者が入れないようにするためには、柵塀の高さや発電設備との距離はどうしたらよいですか。 ANS: 柵塀の素材は、ロープ等の簡易なものではなく、フェンスや有刺鉄線等、第三者が容易に取り除くことができないものを使用してください。また、第三者が容易に乗り越えられたり、柵塀の外部から発電設備に容易に触られたりしない高さ・距離で設置してください。 |
質問2:フェンスの設置が免除される場合について
柵塀を設置することが困難な場合や第三者が発電設備に容易に近づくことができない場合にも、柵塀の設置は必要ですか。 ANS: 柵塀の設置が困難な場合(屋根や屋上に発電設備を設置する場合等)、第三者が発電設備に容易に近づくことができない場合(塀に囲われた庭に発電設備を設置する場合、河川や崖に面した場所に設置する場合等)には、柵塀の設置は不要です。 |
質問3:改正FIT法の前に稼働した発電所へのフェンス設置について
既に運転開始している発電設備等にも柵塀の設置は必要ですか。その場合、いつまでに設置すればいいですか。 ANS: 平成28年度までに認定を受けた太陽光発電設備についても、新制度の基準が適用され、柵塀等の設置が必要です。この場合には、経過措置として新制度の施行から1年以内(平成30年3月まで)に設置を行ってください。 |
質問4:パワーコンディショナーをフェンスで囲う必要性
太陽光発電設備の場合で、太陽電池とパワーコンディショナーの設置場所が離れていますが、それぞれに柵塀の設置が必要ですか。また、それらを一括りで囲う必要はありますか。 ANS: 柵塀の設置は、第三者がみだりに発電設備に近づいたり、触れたりすることによって危害が及ぶことを防ぐための措置です。大抵の場合、パワーコンディショナーのような収納箱等により囲われている設備については、柵塀を設置する必要はありません。 |
質問5:発電所単位でフェンスを囲うべきか
旧制度で認定を受けた低圧の発電設備が複数隣接している場合、1つの発電設備ごとに柵塀の設置が必要ですか。 ANS: 本来は発電設備ごとに柵塀等を設置するものです。ただし、過去に低圧分割で認定を受けた場合については、保守管理の実施に配慮し、複数の発電設備をまとめて柵塀等を設けることとしても構いません。 |
質問6:フェンスや柵を設置した後の事業報告について
柵塀の設置をしたことはどのように確認されますか。 ANS: 認定後において、認定事業者の方々に提出していただく費用報告の中で、柵塀を設置したことについて、何らかの資料・データ等を報告していただくことを想定しており、詳細は今後検討します。 |
質問7:フェンスや柵を設置しなかった場合
柵塀の設置が必要な場合に設置をしないと、どうなりますか。 ANS: 指導・助言や改善命令、認定取消しの対象となります。 |
以上、
資源エネルギー庁 改正FIT法 新制度に関するよくある質問より引用。
フェンスや柵を設置する際の「5つのルール」
太陽光発電所にフェンスを設置する際、
経済産業省は太陽光発電の「事業計画ガイドライン」に、その概要を掲載しています。
①フェンスと設備の距離は、フェンスの外側から発電設備に触れられない距離を取ること ②フェンスの高さは、容易に超えることのできない程度にすること ③フェンス使用素材は、簡単に取り除けないものにすること ④フェンスの出入口は、施錠すること ⑤外部から見えやすい場所に、「立入禁止」看板を設置すること |
フェンス・柵の設置基準は、これら5つの基準となっています。
それぞれの基準に合致するよう、フェンスの設置を計画しましょう。
①-フェンスと設備の距離は、フェンスの外側から発電設備に触れられない距離を取ること
太陽光パネルやパワコンなど、発電に関わる機械設備に触れることで感電してしまう危険性があります。
そのため、フェンスがあることで敷地内に入れないようにすることはもちろん、
フェンス越しに機材に触れられないようにすることがとても重要です。
どの程度の距離を設定するか具体的な規定は無いものの、
やはり一般的な人が手を伸ばしても機材に触れない程度が望ましいでしょう。
写真のようなフェンスの配置だと、太陽光パネルや架台に簡単に触れてしまいます。
こうなると、改正FIT法としては設置場所の是正を求められる可能性があるので注意が必要です。
②-フェンスの高さは、容易に超えることのできない程度にすること
フェンスの高さは高いほど、敷地内への侵入を抑制することができます。
具体的な高さは規定されていませんが、120cm以上のフェンスを提案している
メーカーが多く、当店も120cmから200cmまで計4種類の高さを提供しています。
一方で、フェンスであっても写真のように高さが100cm程度だと、大人であれば容易に乗り越えてしまえる高さになります。
また、フェンス上部が丸く加工されており、乗り越えやすい形になっているのも懸念があります。
フェンスを設置しているので、すぐに是正を求められることは無いかもしれませんが、
可能であれば初めからある程度の高さのフェンスを設置するのが望ましいです。
③-フェンス使用素材は、簡単に取り除けないものにすること
このようにロープを敷地周囲に張っただけでは、簡単に取り外せてしまいます。
そもそも取り外す必要が無いくらい、設置されている位置も低いので、簡単にまたげてしまうでしょう。
金属製のフェンスなど、ある程度強度があり、かつ外したり取り除いたりできないフェンスであれば、
設置基準を満たすことができると思います。
このようなロープをはっただけの状態では、
いずれは設置指導の対象となってしまうので注意が必要です。
④-フェンスの出入口は、施錠すること
フェンスを設置したら、出入口や門扉を設置することになると思います。
出入口が開きっぱなしでは、侵入を防止することができないので、
このようにカギをかけることが必要になります。
⑤-外部から見えやすい場所に、「立入禁止」看板を設置すること
フェンスに取り付けるものとして、立ち入り禁止看板などを設置することも義務付けられています。
立ち入り禁止看板の設置位置は、敷地の外側からも見えやすい場所であることが記載されています。
看板は布やラミネートではなく、できれば強度の高いものにすることで雨風での劣化を抑えることができます。
このように、太陽光発電所にフェンスを設置する場合は、
これら5つの基準を満たしており、かつ周囲の環境に配慮した対応が必要となります。
自治体によっては、フェンスの高さや設置距離によって届け出が必要な場合や、
フェンスの色に景観基準を設けている場所もあります。
フェンス設置場所の地域の状況を調べ、より適切なフェンスを選択しましょう。
フェンスや柵を設置しなくていいケース
太陽光発電所には、基本的にフェンスを設置するのが義務となっていますが、
設置をしなくていいケースもいくつかあります。
詳しくは、事業計画策定ガイドラインに記載されていますので、参考までにご確認ください。
ケース1:フェンスを設置しなくても第三者が近づけない場所
※崖の上に設置されている。
※公道よりかなり離れた場所に設置されている
写真のように、崖に面している場所や、設備が公道から相当離れている場所にある太陽光発電所であれば、
フェンスを設置しなくていいケースがあります。
他にも、水路に面していたり、塀付きの庭の中に設置されていたりと、条件はいくつかあります。
ただし、どの程度の崖の高さか、行動からどの程度離れていればいいかなど、具体的な数値はありません。
ケース2.営農型太陽光発電所であり、農業機械の運用の邪魔になる場合
営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)の場合、フェンスを設置することで、
トラクターなどの農業機器で作業がしづらくなる場合があります。
そういった場合はフェンスの設置は除外されます。
一方で、写真のようにフェンスを設置している発電所もあります。
というのも、地域によってはイノシシやシカといった動物に農作物を食べられてしまう、いわゆる「獣害」が発生しています。
太陽光発電所であっても、敷地内で作物を育てているのであれば、獣害は避けられません。
そのため、フェンスを設置することで、発電設備に人が近寄れないようにすることと、
獣害対策を両立させているのです。
このように、太陽光発電所には一部のケースを除いて、
フェンスなどを周囲に設置し、第三者への安全確保と安定的な発電に努めなければなりません。
太陽光発電所に適したフェンスの選び方
これから作られる太陽光発電所はもちろんですが、
既に運用されている太陽光発電所にも、一部例外を除いてフェンス設置しなければなりません。
ただ、フェンスの購入や設置費用は、発電を伴わない部分になるので、
できるだけ費用を抑えて設置したいと考えているユーザー様も多いです。
また、どういったフェンスを設置するのが適切なのかわからず、
フェンス選びが難航する方も少なくありません。
当店では、全国1300ヵ所以上の太陽光発電所へフェンスを納入してきた実績を踏まえ、
太陽光発電所に適したフェンスの条件をまとめてみました。
☑チェック1:高強度かつ錆に強いか
太陽光発電所は、日の当たる屋外環境で運営されています。
つまり、紫外線や雨風に常にさらされる環境にあります。
太陽光パネルやパワコンなどは、メーカーにもよりますが20年以上の稼働を想定した設計となっているので、
その前にフェンスが駄目になってしまったら意味がありません。
※「らくらくメッキフェンス」強度試験の様子
そのため、フェンスは必ず強度試験を行っているものを選ぶのがいいでしょう。
また、フェンス本体資材にメッキ加工がされていれば、錆びにも強く長期間の設置にも向いています。
・強度試験済み
・メッキ加工済み
この2点をクリアした製品であることがポイントです。
☑チェック2:敷地内が見えやすいか
フェンスには様々な種類がありますが、
太陽光発電所に設置するのであれば、フェンスの向こう側が見える
「メッシュタイプ」が適しています。
太陽光発電所向け「らくらくメッキフェンス」設置写真 高さ180cm規格
メッシュであれば、フェンスの高さがあっても敷地内を確認することができます。
万が一敷地内に誰かが入っていたりすれば一目で分かりますので、侵入者への対策にもなります。
一方で、このような目隠しフェンスは、電気設備の周囲に設置するには不向きと言われています。
中で何をされようとも、外側から確認することが難しいからです。
フェンスを選ぶのであれば、敷地内が見通しやすいメッシュ型が適していると思います。
☑チェック3:高さがありよじ登りづらいか
フェンスの高さについては、経済産業省の「事業計画ガイドライン」でも具体的な数字は示されていません。
しかし当店を含め、多くのユーザー様は、高さ120cm~200cmあたりで選ばれています。
このくらいの高さが、人の乗り越えづらい高さの目安と言っていいでしょう。
全国で1300ヵ所の太陽光発電所に導入済み「らくらくメッキフェンス」設置写真
また、フェンス上部の形状は、手をかけづらいほうが侵入防止には向いています。
フェンス上部が養生されておらず、鉄線が上を向いていると、これだけで忍び返しの代わりになります。
※らくらくメッキフェンスのオプション「忍び返し」
忍び返しを設置するユーザー様もいますが、フェンス資材の追加費用となってしまうので、
状況に応じて設置するかどうかは決めましょう。
☑チェック4:設置が短工期かつ省コストで行えるか
フェンスを設置する場合は、支柱を固定する必要があります。
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通常はコンクリートなどで支柱を立てますが、この方法だと基礎資材のコストや施工期間による人件費が多くなってしまいます。
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※らくらくメッキフェンスの支柱を打ち込んでいる様子
太陽光発電所は、土の地面の上に設営される場合が多く、
太陽光パネルの架台も地面に直接打ち込まれている場合が多いです。
フェンスも支柱を直接地面に打ち込むタイプであれば、通常の基礎フェンスに比べ、
およそ半分程度の施工費で設置することができます。
フェンスを設置する場合は、できるのであれば基礎不要のフェンスを選ぶことで、
効果的に費用を抑えることができます。
☑チェック5:施工実績が多くあるか
太陽光発電所の数は、大小含めて全国で数万か所と言われています。
フェンスの種類は多くあれど、太陽光発電所に導入されるフェンスは、
チェック1~4に該当するフェンスであることがほとんどです。
フェンスにおいては、太陽光発電所に導入されている実績数が多いほど、
多くのユーザー様の意向に沿った商品であると言えます。
実績数の公開や、導入現場の写真などを見て、フェンス選びの参考基準にしましょう。
全国で1300ヵ所の太陽光発電所に導入されている防犯フェンス
当店では、2016年の販売以来、全国1400ヵ所以上の太陽光発電所に導入されている
「らくらくメッキフェンス」の生産・販売・納品を行っています。
商品ページはこちらから
製品の仕様や設置方法など、詳しく資料がまとめられています。
フェンス資材の価格は¥1,720(高さ120cm規格)と、太陽光発電所用のメッキフェンスでは最安値となっています。
メッキ仕様で錆に強く、優れた強度を持ち合わせているので、屋外環境でも長期間の使用に耐えることができます。
当店担当者が見積書を発行!質問もOKです!無料お見積もりフォーム
らくらくメッキフェンスは、見積依頼フォームから簡単に見積書を発行することができます。
まずは費用感だけ知りたい場合、フェンスの仕様を確認したい場合など、お気軽にご利用ください。
また、自動見積作成フォームを使えば、短時間で見積書を発行することができます。
最短1分で見積発行!無料でかんたん自動見積作成フォーム
自動見積作成フォームは、希望するフェンスの種類や設置距離、発送方法などを
選択することで自動的にPDFファイルの見積書を発行する機能です。
最短一分で見積書が発行できるので、予算を確認するのにとても便利です。
改正FIT法の前から多くの導入実績があります
太陽光発電所はここ数年で日本の各地に普及し、
再生可能エネルギーの代表格となりました。
改正FIT法によるフェンス設置義務よりも前から、
らくらくメッキフェンスは日本全国の太陽光発電所に導入されています。
低価格かつ設置が簡単なフェンスなので、
費用を抑えてフェンスを設置したい場合にオススメです。
当店の「らくらくメッキフェンス」は、
太陽光発電所などの屋外設備周囲の防犯フェンスです。
改正FIT法の前も後も含め、全国各地の太陽光発電所に導入されています。
雨風に強く耐久性が高いため、
長期間運用をする屋外設備の防犯フェンスに適しています。
改正FIT法が施行される前から多くの太陽光発電所に導入されており、
敷地内への侵入や設備盗難の対策として広く普及しています。
らくらくメッキフェンス施工手順
施工手順1:杭パイプを地面に打ち込む
施工手順2:支柱パイプを杭パイプの上からかぶせる
施工手順3:支柱上部に取り付けたフックに、本体パネルをかける
施工手順4:本体パネルと支柱パイプを結束線で固定する
らくらくメッキフェンスの設置は、
主に4つの工程に分かれています。
基礎工事不要でフェンスが設置できるため、
施工に掛かる時間や費用を抑えることができるのです。
詳しくは、フェンス本体資材と門扉資材の施工手順書をご確認ください。
フェンス設置の際に発生する費用の比較
改正FIT法により、太陽光発電所に求められる条件が多くなりました。
太陽光発電所の運営に必要な諸経費などを抑えるためには、
フェンスの設置に掛かるコストは抑えるに越したことはありません。
本体はメッキ仕様&強度試験済み
強度の弱いフェンスでは、付け替えや修繕などで
より手間と費用が掛かってしまいます。
らくらくメッキフェンスは、教育機関での強度試験を行っています。
また、溶融亜鉛メッキ3種の本体資材(パネル・支柱)は、
亜鉛メッキの塗布量に優れ、長期間雨風による劣化を防ぐことができます。
全国各地に発送可能
らくらくメッキフェンスは、関西にある当店工場にて一括生産を行っています。
北海道から鹿児島まで、全国各地に納品することができます(沖縄など一部離島を除く)。
送料は地域や発送方法によって異なりますので、詳しくは見積書にてご確認ください。
※国内の工場より出荷(ユニック車にて発送)
※国内の工場より出荷(通常の混載便で発送)
太陽光発電所を「高品質&低価格」フェンスでサポート
当店のらくらくメッキフェンスは、
「高品質&低価格」という、屋外設備に適した特長を持つ防犯フェンスです。
改正FIT法によりフェンスの設置が必要な太陽光発電所が増えましたが、
これからも発電所の侵入や盗難を防止するためにサポートをしていきます。
当店商品商品につきましてご不明な点などございましたら、
お気軽にご相談ください。
当店への問い合わせ方法
Fieldsaver.comへのお問い合わせの際は、当店の見積依頼フォームや問い合わせフォームをご利用ください。
電話での折り返しをご希望の方は、その旨をフォームに記載してください。担当者より折り返しご連絡をさせていただきます。
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