太陽光発電所には、規模の大小を問わず
周囲に防犯フェンスが設置されています。
中でも50kw以上の太陽光発電設備となると
太陽光発電所と位置づけられるため、
フェンスの設置が必要となる場合がとても多いです。
※日本国内においては、50kw未満の太陽光発電所の割合が最も高いです。
50kwほどの太陽光発電所の周囲にフェンスを設置した場合、
どのくらいのフェンス距離が必要となるのでしょうか?
簡単にですがシミュレーションをしてみましょう。
太陽光パネル1枚の発電出力を250Wと試算し、
太陽光パネル1枚の大きさを900mm×1600mmとします。
【10kw設置 横長の土地の場合】
10kwの発電量を確保するために設置をすると、
このようになります。
10kwの太陽光発電所の場合は、
フェンスの設置距離として約50m程度必要になります。
50kw分の太陽光パネルを設置すると、
フェンスの長さは更に多く必要となります。
上の図で試算をすると、フェンスの長さは約100m程度必要な計算となります。
もちろん土地の形や太陽光パネルの設置の仕方によって必要なフェンス距離は変わるので、
上で示したフェンス距離はあくまで参考程度のものです。
今後太陽光発電所の設置を検討している方は、
あらかじめフェンスの設置距離も調べておくと良いでしょう。