全国には、約3600ヶ所の廃棄物の最終処分場があり、
その4割程は、既に埋め立てが終了しているそうです。
埋め立てが終わった土地は、排水の処理や有害なガスの処理などの維持管理を継続する必要があり、
埋め立て終了後の土地活用は非常に限定されるのが実情のようです。
そういった最終処分場の有効活用として、
環境省では「廃棄物埋め立て処分場等への太陽光発電導入促進事業」という
施策を展開しています。
再利用しづらい土地を、太陽光発電所の運営という
環境的な側面で再利用をすることで、様々なメリットが生まれます。
地域のエネルギー自給率の向上はもちろん、
土地の所有者の負担軽減にも大きく貢献します。
現在このような事例での太陽光発電所の設置は、
全国でおよそ80件ほどあるそうです。
今後もこういった太陽光発電所が増えていくことで、
再生可能エネルギーの市場がより活況になるといいですね。