「最終更新日:2022年1月31日」
フェンスの基礎工事には思った以上に費用が掛かります
太陽光発電所の周囲には、防犯や安全面の配慮、改正FIT法の取り決めにより、
必ずフェンスを設置しなければなりません。
そして、様々な種類があるフェンスの多くは、
設置の際に支柱を立てるため、コンクリートを使った基礎工事を行う必要があります。
フェンス資材さえ揃えば、DIYで設置できないこともありません。
しかし、基礎ブロックを調達し、地面に埋め込み、
コンクリートやモルタルで支柱を固定するなど、
自力で設置するにはとても手間と時間が掛かります。
そのため、ほとんどの場合は
施工店にフェンスの設置をお願いすることになります。
そうなると、フェンス本体の費用に加え人件費も掛かることになり、
思っていたよりも費用が高くなってしまうことも少なくありません。
基礎不要フェンスは短期間&省コストで設置可能
一方で、
基礎を使わずに地面に直接杭を打ち込むことで
設置できるフェンスもあります。
こういったフェンスであれば、
コンクリート等を使用せず簡単に設置できるため、
短期間で設置することができます。
また、このような基礎不要フェンスを施工店に設置依頼する方も多くいます。
基礎有りフェンスに比べ工期を短縮することができるため、
フェンス設置に掛かる諸経費を抑えることができるからです。
では、基礎不要のフェンスを設置する際には
どのような工具が必要となるのでしょうか?
基礎不要タイプのフェンスの一番の特長は、
支柱を立てる際にコンクリート等での固定が必要無いことです。
ここでは、当店で販売している「らくらくメッキフェンス」を例に
ご説明します。
基礎不要フェンスの設置に必要な工具
必要な工具は、こちらの4つになります。
ハンマー(杭パイプを地面に打ち込むため)
シノもしくはハッカー(画像はシノです)
シノやハッカーは、フェンス本体と支柱を結束線で固定するために使用します。
ワイヤーカッター(必要に応じて本体パネルを切断する目的)
スコップ(地中の石を取り除くため)
らくらくメッキフェンス 設置工程のイメージ
フェンス本体を設置するだけであれば、
①のハンマーと、②のシノかハッカーがあれば
設置できるため、とても簡単です。
ワイヤーカッターとスコップは
状況に応じて使用します。
これら工具に共通していることは、
近所のホームセンターですべて購入ができてしまうことです。
まずはハンマーで杭パイプを打ち込んでいきます。
杭パイプにはフェンス資材と同送される打ち込み用ボルトを差し込み、
ボルトの真上をハンマーで叩いていきます。
打ち込む深さですが、40~60cm位を目途にします。
杭パイプの長さが99cmなので、およそ半分くらいを打ち込むと丁度いいです。
次に杭パイプに支柱パイプを被せ、
本体パネルを結束線で固定します。
このとき写真のようにシノやハッカーを使うと、
手早く強くフェンスを固定することができます。
石の多い地面で設置する場合は、
スコップを使い石をどかしてから
杭パイプを打ち込んでください。
また、フェンスパネルを切断する場合は、
ワイヤーカッターを使ってください。
パネルを切断することにより、
傾斜などに合わせて設置することができます。
このようにシンプルかつ短工期でフェンスを設置できるため、
らくらくメッキフェンスは
太陽光発電所などの屋外設備周りに多く設置されています。
長期間発電を続ける太陽光発電システムと
らくらくメッキフェンスはとても相性が良く、
雨風に強い溶融亜鉛メッキ仕様のため
屋外環境で約25年の使用を想定した
設計となっています。
耐久性の高さと施工のし易さから、
・太陽光パネル周囲の防犯対策 ・屋外施設の侵入防止柵 ・ゴルフ場などの敷地の境界線に設置 ・溜め池など侵入禁止区域の周囲に設置 ・田畑の獣害対策用 |
こういった場所に多く設置されております。
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