「最終更新日:2022年4月20日」
近年、太陽光発電が設置されている場所がとても多くなりました。
ビルの屋上や住宅の屋根、私有地などへ多く設置されており
日常生活でもよく見かけます。
※メガソーラー写真
太陽光発電の分類は大きく二つに分けられています。
住宅の屋根などに取り付ける
10kw未満の「住宅用太陽光発電」と、
10kW以上の規模の「産業用太陽光発電」です。
「住宅用太陽光発電」は、
その住宅で使いきれなかった余剰電力を売電するシステムです。
屋根設置では発電量も少なく、
収入と言えるほどの売電は見込めません。
一方で「産業用太陽光発電」は、
発電した電力の全量を電力会社がまとめて買い取ってくれるシステムです。
産業用太陽光発電の大きなメリットは、20年間にわたって発電した電力をすべて
電力会社が買い取ってくれる安定性です。
(FIT:全量固定価格買取制度)
発電施設の認定を受ければ、
その時点での買取価格がむこう20年間にわたって適用されるのです。
太陽が昇る限り発電され続けるわけですから、
安定した個人事業としても注目されています。
個人事業としてはマンション・アパート経営などもありますが、
太陽光発電には空き部屋で収入を左右されることがないのが
大きなメリットです。
現在の産業用太陽光発電(10kw以上50kw未満)の買取価格は、
1kwあたり12円です(2021年現在)。
買取価格は年々減少していますが、
その分太陽光発電システムの導入コストも年々値下がりしています。
また、太陽光パネルの性能も上がっており、より発電効率の良い
製品も増えてきました。
そのため、だいたい8年~12年くらいで初期コストを回収できるそうです。
【2022年4月現在】
2020年度から、10kW以上50kW未満の低圧事業用太陽光については、自家消費要件(自家消費率30%以上、停電時の自立運転機能)を条件に、FITによる余剰売電が認められるとなりました。
今までのような全量買い取りはできず、自家消費で余った分だけ売電ができるというルールです。
そのため、今までとは違い10kw以上50kw未満の案件が必ずしも有利な条件とは言い切れなくなりました。
また、2022年度からFITに加えFIP制度(フィード・イン・プレミアム)が導入されます。発電規模によってFITとFIPがどのように適用されるかはまだ分かりませんが、今後の動向に注意する必要があります。
もし、これから産業用太陽光発電の運用を考えているのであれば、
まずは10kw以上の発電設備を設置するスペースを確保する必要があります。
多くの場合は私有地を利用したり、日当たりの良いや土地を購入するなどして
設置場所を確保します。
しかし、地面に太陽光パネルを設置する際には、
盗難やイタズラのリスクを考えなくてはなりません。
そのためには、周囲にフェンスを設置するなどの
対策が必要となります。
太陽光パネル本体に保険や保障があったとしても、
それらが適用されるには周囲へのある程度の防犯対策は必要となります
太陽光発電設備を設置しても、
このように敷地内に誰でも立ち入れる状態では
とても危険です。
誰でも太陽光パネルに触れられるような環境下では、
近くに車を乗りつけられて資材を盗難される危険性があります。
特にフェンスの設置が必要な環境としては、
以下の2つが挙げられます。
その① 普段周りに人がいない場所
人通りが少なかったり、周囲に家や建物が少ない。
こういった場所では時間帯を問わず危険が伴います。
特に家や事務所から
少しでも距離が離れている場所であれば
フェンス等の設置をオススメします。
その② 道路に面している場所
重量のある設備やバイクなどは、
車両を使って盗難される可能性があります。
道路に面していたり
簡単に車を横付けできる場所では
フェンス間仕切でりや侵入を防止することが必要です。
産業用太陽光発電の防犯対策として、
コストを抑えつつ簡単に設置できる
省コスト&高耐久「らくらくメッキフェンス」は、
多くの場所で導入されています。
産業用太陽光発電の防犯対策として、
コストを抑えつつ簡単に設置できる
省コスト&高耐久「らくらくメッキフェンス」は、
多くの場所で導入されています。
産業用太陽光発電の防犯フェンス「らくらくメッキフェンス」設置方法
①杭パイプを打ち込みます
②杭に支柱を差し込みます
③支柱にパネル本体をかけます
④結束線でパネルを固定します
とても簡単に設置できるので、
短工期&工省コストで設置ができます。
メッキ加工をしているため雨風による腐食に強く、
屋外環境で約25年を想定した設計となっています。
なので長期間運用をする太陽光発電と
とても相性が良いです。
このように価格と施工のし易さから、
・太陽光パネル周囲の防犯対策
・屋外施設の侵入防止柵
・ゴルフ場などの敷地の境界線に設置
・溜め池など侵入禁止区域の周囲に設置
・田畑の獣害対策用
・資材置き場
設備や敷地の防犯対策に役立つフェンスとして
様々な場所で使われているのです。
FIP制度について(2022年4月現在)
2022年4月からFITに加えFIP制度がスタートしました。
FIP制度とは「フィードインプレミアム(Feed-in Premium)」の略称で、再エネの導入が進む欧州などでは、すでに取り入れられている制度です。この制度では、FIT制度のように固定価格で買い取るのではなく、再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進します。
※引用:資源エネルギー庁ホームページより
詳しくはこちらの資料からご確認ください。
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