フェンスの耐用年数が長いとコスト削減に繋がります

「最終更新日:2023年6月8日」

 

耐用年数の長いフェンスほどコストを抑えられます

 

 

一般的に使われているフェンスの種類


屋外に設置されるフェンスは雨風にさらされるため、

当然ながら錆に強いほうが長持ちします。

 

そして、フェンスは目的や環境において様々な種類が使い分けられています。

 

簡易フェンス③  

 

 

 

「ネットフェンス」「メッシュフェンス」

「アルミ・ステンレスフェンス」

「侵入防止柵」「目隠しフェンス」

「防風柵」

 

様々なフェンスがありますが、

今回は亜鉛メッキフェンスと呼ばれる

表面にメッキを施した

錆に強く耐用年数の長いフェンスをピックアップしました。

 

 

亜鉛メッキフェンスの耐用年数


一般的に亜鉛メッキフェンスは、

錆びづらく屋外環境に強いイメージがあります。

 

では、実際はどのくらいの強度があり、

どのくらいの期間使い続けることができるのでしょうか?

 

今回はフェンスの生産と販売を手掛ける企業の担当者さんに、

亜鉛メッキフェンスの特徴についてお話を聞くことができました。

 

 

Q:亜鉛メッキフェンスは錆びづらいのですか?

とても錆びづらいです。

例えば通常の塗料などを施したフェンスと

亜鉛メッキ加工のフェンスを比べた場合では、

約2~3倍は耐用年数に差がでます。

 

Q:錆びることによって、フェンスはどうなるのですか?

錆による腐食でフェンスの鉄線が細くなり、

とても壊れやすくなります。

 

Q:亜鉛メッキ鉄線には種類はありますか?

亜鉛メッキの付着量により、

1種~4種で区分けされています。

数字が大きくなるほど、メッキ付着量が多く、

長期間錆を防ぎます。

 

Q:メッキは剥がれるのですか?

メッキも屋外の環境(雨に含まれる酸や潮風)で

だんだんと腐食していきます。

腐食のスピードとしては、

田園地帯 < 都市・工業地帯 < 海岸地帯

このようになっています。

海岸地帯での腐食進行スピードが速い理由は、

潮風による腐食です。

 

Q:亜鉛メッキフェンスを選ぶ際に注意するべきことは?

耐食性では4種の亜鉛メッキが優れていますが、

亜鉛メッキの付着量が多いほど製品単価は上がります。

なので屋外での耐久性とコストのバランスを考えるのであれば、

3種以上の亜鉛メッキフェンスであることが

一つの目安となるでしょう。

 

 

このように話を聞く限りは、亜鉛メッキの付着量は

フェンスの耐久性に直結するようです。

フェンスを選ぶ際はしっかり確認したほうがよさそうです。

 

 

25年間の設置を想定した設計「らくらくメッキフェンス」


亜鉛メッキを施してあり、耐用年数が長く

なおかつコストパフォーマンスに優れたフェンスは

屋外の設備周りなどで多く設置されています。

 

SN3U0414

省コストで高耐久!「らくらくメッキフェンス」

 

こちらの写真のフェンスは、当店が生産と販売を行う

亜鉛メッキ製のフェンスです。

 

フェンス本体価格や施工費用が、一般的なフェンスに比べ

約1/2の費用で設置ができるのが特徴です。

 

 

らくらくメッキフェンスの設置場所

 

太陽光パネルの周囲などに設置されていることが多く、

他には農園などにも多く設置されています。

田んぼ沿いへ設置

 

亜鉛メッキ鉄線3種なので

メッキ付着量も多く、長持ちします(田園地帯で25年以上の使用を想定)。

また、本体価格が安く施工が簡単なため

設置に掛かるコストを大きく削減できます。

 

今回は亜鉛メッキの色々な話を聞くことができ、

とても勉強になりました!

 

今後もフェンスに関するお話しを、ブログにて発信していきます。