「最終更新日:2022年4月20日」
DIYでフェンスを設置する人が増えています
庭先や私有地の境界線として、
あらゆる場所でフェンスは設置されています。
こういった防犯フェンスの設置は、
基本的には工務店や施工店などの工事業者にお願いをすることになります。
その場合は、近所のお店に依頼をすることがほとんどのようです。
しかし最近では、
ホームセンターや通販でDIYフェンスを購入できるようになり、
購入者自らが設置するケースも多くなりました。
また、このようなコンクリートやモルタルもホームセンターで手に入るので、
自ら基礎工事までやってしまう方もいます。
自分でDIYフェンスを設置できるのであれば、
フェンス設置に掛かる費用を抑えることができそうです。
では、DIYフェンスを実際に設置する場合、
どの程度の時間と費用が掛かるのでしょうか?
今回は必要な材料の値段をホームセンターで調べ、
フェンス設置に掛かる時間や作業内容を
店の販売担当者の方に聞いてみました。
※2022年4月時点の内容です。店舗や地域によって価格条件等異なります。
フェンスの本体資材や基礎部材にかかる費用
まずDIYフェンス資材を購入するシミュレーションとして、
・フェンスの高さ120cm
・全長100m
この条件でフェンスを設置する際に必要な資材一式を
揃えるという前提で、
都内のホームセンターにて製品を選んでみました。
【フェンス本体 高さ120cm】
いくつかメッシュのDIYフェンスがあり、
幅2mのDIYフェンスが¥4,000前後で
販売されていました。
こちらのキットはDIYで設置する前提であるため、
フェンスを固定する支柱や金具などが
すべて含まれています。
【独立基礎】
このように基礎が個別になっているものを
独立基礎と言います。
DIYフェンスの支柱を差し込み、
モルタルなどで固定をします。
こちらは1個約¥600で販売されていました。
【コンクリートやモルタル】
コンクリートやモルタルは、独立基礎に支柱を固定するために使われます。
1kgあたり、約¥300で販売されていました。
これらの材料を
DIYフェンス100mを設置すると想定し、
材料の合計費用を算出しました。
DIYフェンス本体
※長さ2mのフェンスを50セット購入。
¥4,000(長さ2m)×50セット
=¥200,000
独立基礎
※フェンス100mに独立基礎を51ヶ所設置。
¥600×基礎51ヶ所
=¥30,600
コンクリートやモルタル
※基礎5ヶ所あたりにモルタルを約1kg使用
¥300×10
=¥3,000
これらを足し合わせると、
フェンス100mあたり、¥233,600となりました。
購入する製品の種類によって
費用は上下するでしょうが、
DIYフェンス100m分(高さ1.2m)の材料は
およそ20万円~25万円程度の費用で
購入できそうです。
ちなみにこちらホームセンターで、
フェンス設置に掛かる時間や費用などについても聞いてみました。
フェンスの設置に掛かる費用
Q:DIYフェンス100mを設置する場合、どのくらい時間は掛かりますか?
DIYフェンスの種類にもよりますが、
3人で作業をすると考えても
3日~4日くらいの時間は掛かると思います。
資材の運び込みに時間が掛かり、
モルタルが固まるのも時間が掛かります。
DIYフェンスの設置をしたことが無いのであれば、
もっと時間が掛かるかもしれません。
Q:一人でもDIYフェンスの設置はできますか?
できなくはないですが、
モルタルが乾くまでの時間、支柱を支えたり、
フェンスを固定し金具を止めたりなど、
複数人でやらないと
かえって時間が掛かってしまいます。
Q:フェンス本体、基礎、モルタル以外に必要な資材はありますか?
フェンス下部に隙間ができないよう、
また基礎本体の固定のために
独立基礎は埋めて使ったほうが良いです。
そのため、スコップなどが必要です。
掘削という作業工程も発生するため、
設置までにはそれなりに時間が掛かります。
このように、DIYフェンスを設置するためには
必要な材料の購入や設置までの様々な作業があります。
表面上の費用は確かに抑えられるかと思いますが、
フェンスの設置自体にかなりの時間が掛かってしまうようです。
特に、独立基礎に支柱を固定するには、
地面を掘ったり、モルタルを乾かしたり、
一番時間の掛かる作業のようです。
一方で、こういった基礎が必要なく
地面に杭を打ち込み支柱を立てるだけで設置できる
基礎不要タイプのフェンスもあります。
掛かる費用も通常のフェンスの約半分で済み、
DIYフェンスとして、より設置しやすい仕組みです。
省コストで高耐久なDIYフェンス「らくらくメッキフェンス」
亜鉛メッキ鉄線3種を使用しており、雨風に強く強度が高いのが特長です。
※田園地帯で25年以上の使用を想定
また、本体価格が安く施工も簡単なため、設置に掛かる費用を大きく削減できます。
設置方法はとても簡単で、
4つの工程を繰り返すことで、フェンスが連なって設置されていきます。
かんたん設置・短工期で費用を抑えます
①杭パイプを打ち込みます
②杭パイプに支柱パイプを差し込みます
③支柱にパネル本体をかけます
④結束線でパネルを固定します
基礎の要らないタイプなので、
重機やドリルといった工機は必要ありません。
(スコップで地中の石を取り除く等の対応が必要な場合もあります)
このように、メッキ仕様で耐久性が高く、かつ省コストで設置ができるため、
- 小規模太陽光発電所のDIYフェンス
- 屋外施設周囲のDIYフェンス
- ゴルフ場などの敷地の境界表示をするDIYフェンス
- 私有地など侵入防止のDIYフェンス
- 資材置き場の防犯DIYフェンス
あらゆる場所の侵入や防犯用として設置されているDIYフェンスなのです。
今回はDIYフェンスの設置について
費用や設置に掛かる時間など
色々と調べることができました!
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