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ソーラーシェアリングと相性の良い農作物

農地に支柱を立てて、上部空間で

太陽光発電をしながら農業を継続する

「ソーラーシェアリング」について、

先日お伝えしました。

 

参考ブログ:農地の広さから太陽光発電可能量を計算

 

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農地の遮光率を30%以下にすることで

農作物への影響を最小限にし、発電と両立をさせる方法です。

 

しかし、ソーラーシェアリングの希望者には

できる限り太陽光パネルを設置したい人もいるそうです。

 

そんなときは、あまり太陽光を受けずとも

育つ野菜を栽培する方法もあるそうです。

 

ソーラーシェアリングと相性の良い農作物について、

今回も法人の担当者に

お話を聞くことができました。

 

 

 

Q:日陰でもしっかり育つ野菜には、どんなものがありますか?

野菜には日照特性として、

・陽性植物(一日中の日照で育つ)

・半陰性植物(半日程度の日照で育つ)

・陰性植物(直射日光が無くても育つ)

これら3つに分けられます。

半陰性植物には、

ほうれん草、小松菜、かぶ、レタス、さといも等があります。

陰性植物には

にら、みょうが、しそ等があります。

半陰性植物と陰性植物であれば、

日中に遮光される時間帯の発生する

ソーラーシェアリングとも相性が良いと

言われています。

 

 

Q:野菜以外でも相性の良い作物はありますか?

お茶などはあえて日差しを遮ることで、

甘味が増すと言われています。

茶畑ではシーズンになると

茶の葉っぱに薄手の布をかぶせて遮光をする農家もいますので、

そういった場所であれば太陽光パネルの設置も

作物に良い影響を与えると考えられます。

 

 

Q:陽性植物ではソーラーシェアリングはできないのですか?

太陽光の遮光率が3割程度(前回ブログを参照)であれば

収穫量に大きな影響を与えないと言われています。

しかし、ソーラーシェアリングの対象となる農作物が陽性植物の場合、

ソーラーパネルの設置許可申請が下りない事もあるそうなので

申請前に確認をすることが望ましいです。

 

 

 

このように、野菜の種類によって

必要な日射量に違いがあります。

育てる作物をはじめ、いくつかの条件を満たせば

耕作地の上に太陽光パネルを設置しても

収穫量に影響を与えずに

ソーラーシェアリングをすることは可能のようです。

 

参考までに、

陽性、半陰性、陰性の野菜や果物の一部をまとめました。

 

陽性植物

・トマト ・ナス ・トウガラシ ・ピーマン ・オクラ

・スイカ ・メロン ・きゅうり ・かぼちゃ ・大豆

・インゲン豆 ・エンドウ豆 ・そら豆 ・落花生

 

半陰性植物

・イチゴ ・ほうれん草 ・小松菜 ・かぶ ・わさび

・レタス ・春菊 ・パセリ ・じゃがいも ・さといも

・しょうが ・アスパラガス ・長ネギ

 

陰性植物

・みつば ・せり ・クレソン ・しそ

・みょうが ・ふき ・にら

 

 

同じ敷地内で収穫と発電ができるのであれば、

とても効率の良い方法だと思います。

しかし、ソーラーシェアリングをするのであれば、

どの農作物であっても

農業と発電を両立させる必要があります。

 

うまく収穫量を維持できたとしても、

獣害などで収穫量が減っては意味がありません。

野生動物が侵入しないよう、

侵入防止フェンスを設置するなどの

対策が必要でしょう。

 

また、太陽光パネルへのイタズラや盗難といった

危険もあります。

ソーラーシェアリングの敷地内に入られないよう

侵入防止フェンスを設置して対策をすると安全です。

 

ソーラーシェアリングのように

同じ敷地内で農業と発電をするのであれば、

農地を囲うように侵入防止フェンスを設置することで、

獣害対策と太陽光パネルの防犯を

兼ねることができます。

 

また、フェンスを設置する際に

フェンスの上と下に獣害対策を施すことで、

より侵入防止効果の高いフェンスにすることができるのです。

イノシッシスカート部

フェンス下部にパネルを設置することにより、

イノシシの潜り込みによる侵入を防ぎます。

 

フェンス上部の電気柵

フェンス上部にパネルを設置することにより、

サルのよじ登りやシカの飛び越えを防止します。

省コストで高耐久!「らくらくメッキフェンス」

 

これからは、

ソーラーシェアリングをする農家の方々が

もっと増えていくかもしれませんね。

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