50kwの太陽光パネルに必要なフェンス距離
太陽光発電所の周囲に多く導入されている、
省コスト&高耐久「らくらくメッキフェンス」商品ページは
下のバナーより入ることができます。
杭パイプを地面に打ち込み、支柱パイプを立てるカンタン設置。
フェンスの設置費用を大幅に抑えることができます。
50kw以上の太陽光発電設備は、
発電用の電気工作物(発電所)と位置づけられ、
構内に取扱者以外の者が入らないような措置を講じることが推奨されています。
参照資料:【電力設備技術基準の解釈 38条より】
参照URL:http://a-vein.com/page-2421/
では、50kw以上の太陽光発電システムを設置した場合、
どのくらいの外周となり、
どの程度のフェンス距離が必要となるのでしょうか?
今回は、50kw発電所のフェンス設置距離を、
様々な距離も含めシミュレーションしてみました。
太陽光パネル一枚の大きさは、
発電量によって異なりますが、
縦幅900mm
横幅1600mm
発電出力250W
野立ての太陽光発電所を設置する際には、
これくらいの大きさと出力の太陽光パネルがが使われます。
では、太陽光パネルの枚数ごとに、
どれくらいの土地面積を使うのでしょうか?
フェンスを設置する場合は、
太陽光パネルにフェンスの影が差さないよう、
そしてイタズラ防止も含め、
このように太陽光パネルと1~2mほど距離を取って
設置をすることが多いです。
また、太陽光パネルは複数枚を連結させ、
大きな集合パネルにして架台へ設置をしますが、
それらの点検のためにも、
1mほどの通路スペースも設けました。
【10kw設置 横長の土地の場合】
そうすると、
外周距離は46.6mとなり、
この数字が1okwの太陽光システムにおいての
フェンスの設置想定距離となります。
50kw以下の太陽光発電設備であれば、
フェンスの設置義務はありません。
しかし、発電量によっては数百万円とする設備を、
誰でも触れられるような状態で屋外に設置することは
大きなリスクとなります。
太陽光パネルの周囲には、
太陽光パネルパネルの枚数に限らず
防犯フェンスを設置するべきでしょう。
【50kw設置 横長の土地の場合】
(横幅)
パネル枚数20枚×パネル幅1.6m=32.0m
通路幅とフェンスまでの距離の合算=6.0m
合計38.0m
(縦幅)
パネル枚数10枚×パネル幅0.9m=9.0m
通路幅とフェンスまでの距離の合算=3.0m
合計12.0m
(38.0m×2)+(12.0m×2)=100.0m
フェンスの設置義務が発生する
50kw以上の発電設備においても、
このように
防犯フェンスの設置想定距離を
試算することができます。
「らくらくメッキフェンス」で
100m分のフェンス本体のコストを試算すると、
フェンス本体(高さ150cm)と門扉1つで
およそ¥235.000(税抜)となります。
ただし、
・土地の形
・パネルの配置
・パネルの大きさ・発電量
・通路スペースの幅
・周辺設備の設置スペース
これらによって設置に使用する面積は変動しますので、
あくまで参考としてご活用ください。
野立ての太陽光発電システムの相場は
1wあたり2o~30万程度と言われており、
ここ数年で太陽光発電設備の導入コストは
大きく下がりました。
それでも50kwの発電設備を導入するとなると、
1,000万~1,500万円ほどの
費用が掛かると言われています。
高額な設備だからこそ、防犯対策は必須と言えます。
太陽光パネルの設置場所は、
使われていない私有地であったり、耕作放棄地を再利用という形で
設置されることがよく見受けられます。
その場合、住居から多少離れた土地に設置されることがほとんどです。
頻繁に見回ることが難しいため、
できる限り敷地内に立ち入りづらくする必要があります。
そのため、10kwほどの発電設備でも
フェンスを設置しているユーザーは
とても多いのです。
太陽光パネルの野立て設置においては、
しっかりと防犯対策をして、
侵入やイタズラのリスクを抑えることが
大事といえるでしょう。
今後もフェンスについて、
ためになる情報を
ブログで発信していきます。